1: ターキッシュバン(チベット自治区) 2013/06/22(土) 17:03:37.42 ID:JZRSvO8xT● BE:567295564-BRZ(10201) ポイント特典
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20130622-OYT1T00519.htm?from=main7
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ユニホーム姿の上中別府さん。部室には直筆の応援の書が貼られている(21日、川崎市立高津高校で)

 川崎市立高津高校定時制4年生で、83歳の上中別府(かみなかべっぷ)チエさん(川崎市宮前区有馬)が、23日に相模
原市で行われる高校定時制通信制軟式野球神奈川県大会の決勝戦にベンチ入りする。

 12番の背番号を付けて伝令で登場する予定で「全力で支える」と意気込む。好きな言葉は生涯現役。「家で縮こまって
いてもしょうがない。何でも挑戦してみたい」と元気いっぱいだ。

 鹿児島県曽於(そお)市生まれで、地元の尋常高等小学校を卒業した。2人の子供を授かり、孫は5人、ひ孫が4人いる。
小学校時代は、空襲に備えたバケツリレーの練習やなぎなたの訓練、農作業などで満足に勉強する時間がなかったという上
中別府さん。76歳の時、英語を勉強したくなった。宮前区役所に相談したところ、川崎市立西中原中学校の夜間学級を勧
められ、3年間通った。
 もっと勉強したいと、2010年4月に高校へ入学。学校で習ったことは必ず復習する。「若い人のようにすぐ理解する
のは大変。できたっていう実感がほしいから復習するのよ」と語る。

 担任の中島克己教諭(45)が顧問を務める軟式野球部に手作りのパンや菓子などを時々、差し入れていた。昨年秋、中
島教諭が同部に“スカウト”。部員からは「チエさん」と呼ばれムードメーカー的な存在で慕われている。部活は午後9時
から1時間弱。球拾いなどを手伝うが、部員からもらったグラブをはめてキャッチボールをしたりノックを受けたりするこ
ともある。

 野球部は週に3回参加し、帰宅は午後11時頃だ。授業の復習をするため就寝は午前0時を過ぎることもしばしばだが、
午前8時前後には起床する。野球部のほか書道部と華道部にも在籍する充実ぶりで「毎日が楽しくて仕方がない」という。

 公式戦初出場は5月19日。四回までに11―1と大量リードしていたため、中島教諭のはからいで五回、左翼の守備に
ついた。ボールは飛んでこなかったが、「ドキドキして寿命が3歳縮まった」と楽しそうに話す。

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